matuconとマイコン

ITガジェットが好物です

RaspberryPiとミニディスプレイでシンプル卓上カレンダー作ってみた

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はじめに

普段、仕事デスクにカレンダー付きの時計を置いているのですが、最近接触不良なのか表示がおかしくなってしまいました。

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半分閉じると表示される。。

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カレンダーは仕事中にちょいちょい確認するのですぐ見れるとこにないと不便です。 100均の小さいカレンダーでもいいのですが、せっかくなのでラズパイとミニディスプレイで卓上カレンダーを作ってみようと思います。

  • はじめに
  • 環境
  • カレンダーツール
  • MagicMirror2インストール
  • 不要なデフォルトmoduleを削除
  • カレンダーの表示
  • 画面スリープ設定
  • 写真表示
  • リッチに写真表示
  • その他の便利module
  • 最後に
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RaspberryPiとMac間のファイル共有方法9選

はじめに

久しぶりの更新になってしまいました。。RaspberryPi で遊んでるとPCとファイルのやり取りをしたくなる場面がちょくちょく出てきます。コマンドでの送信、WebアプリやGUIツールでの方法などいくつかあるようなので調べてみた方法を9個まとめておきます。

  • はじめに
  • 環境
  • コマンドで転送
    • scpコマンド
    • sftpコマンド
    • rsyncコマンド
  • ファイル共有プロトコルで転送
  • ツールで転送
    • File Browser
    • iptux
    • Real VNC
  • おまけ
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BerryBoot環境のRaspberryPiでDockerHubのコンテナを起動してみる

今回はDocker のインストールとDocker Hub のオフィシャルコンテナをRaspberryPi上でいくつか動かしてみます。

DBやミドルウェアが手軽に導入できたり、壊れたらさくっと作り直せるのでDocker 環境はあると重宝します。

  • 環境
  • Docker インストール
  • コンテナ起動
  • アーキについて
  • NGINX コンテナ
  • Node-RED コンテナ
  • MariaDB コンテナ
  • mosquitto コンテナ
  • 最後に
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BerryBoot 環境でELECROWのタッチディスプレイを動かす

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はじめに

今回はBerryBoot で起動したOSでミニディスプレイを動かしてみます。

タッチパネル付きなのでダッシュボード表示させてをタッチ操作できると便利そうだなーと思いAmazonでポチりました。

普通にインストールしたOSでは動くもののBerryBoot上ではてこずってしまったので、動かすまでの記録を残しておきます。

  • はじめに
  • ディスプレイ
  • 環境
  • ドライバインストール
    • config.txt の修正内容
    • cmdline.txt の修正内容
  • 画面のローテート設定
  • タッチパネルの設定
  • 最後に
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AnsibleでRaspberryPi4の初期設定を自動化

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はじめに

前回インストールした2つのRaspberryPiOSに初期設定を行います。仕事でAnsibleを少し触ったので勉強もかねてAnsibleで自動化してみようと思います。

AnsibleのコントローラマシンはMacを使い、MacからRaspberryPiへプロビジョニング(初期設定)を行います。設定が完了したらBerryBootでイメージ化してバックアップしておくとクリーンな環境への巻き戻しが楽になりそうです。

  • はじめに
  • 自動化する内容
  • 環境
  • RaspberryPi 側の初期設定
  • Mac 側 の初期設定
  • Ansible の設定
    • Inventory ファイル
    • Playbook ファイル
  • Playbook 実行
  • 途中でエラーが出た場合
  • 最後に
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BerryBoot で最新Raspberry Pi OSの32bit, 64bit をインストールして共存させる

前回の記事で作ったBerryBoot環境に最新のRaspberry Pi OS を入れてみます。OSイメージはSquashFS(SFS)という形式で作るようなので32bitと64bitのOSイメージをそれぞれ作ってインストールします。

  • イメージダウンロード
  • OSイメージファイル作成
  • OSインストール
  • 最後に

イメージダウンロード

Raspberry Pi本家からOSイメージをダウンロードします。 タイミングによっては時間かかります。。32bitの方はミラーサイトがあるようなのでそちらから取得するのも良さそうです。 64bit はベータ版のみのようです。

OS種類 URL
32bit https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-os/
64bit Beta https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?t=275370

32bitの最新版はリリース日が2020-05-27なので今現在のRaspberry Pi ImagerでインストールされるOSと同じと思われます。zipファイルは解凍しておきます。3倍くらいのサイズになるので気長に待ちます。

$ unzip 2020-05-27-raspios-buster-armhf.zip
$ unzip 2020-05-27-raspios-buster-arm64.zip
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RaspberryPi をBerryBootでマルチブート化&OSバックアップ

はじめまして、matuconです。

このブログではRaspberry PiやM5StackなどのマイコンやWeb開発の技術、ITガジェットネタを載せていこうと思います。

初投稿ではRaspberryPi4をマルチブート化とOSの巻き戻しやバックアップが簡単にできる環境を作ってみたのでこの手順を紹介します。

  • BerryBootとは
  • 構成
  • BerryBootインストール
  • 起動・初期設定
    • 環境情報設定
    • ストレージ設定
  • OSインストール
  • 実験1:ファイルの追加
  • 実験2:OS巻き戻し
  • 実験3:OSバックアップ
  • その他
  • 最後に

BerryBootとは

1台のラズパイで複数のOSを動かすマルチブーツを可能にするツールです。類似ソフトでNOOBSやPINNがありますが、どれも使いたいOSを選択するだけで勝手にインストールして使える状態にしてくれます。今回は自前のOSイメージを使いたいという思いがあり、これが出来るBerryBootを利用することにしました。

構成

バイス 内容
Raspberry Pi 4 Model B 4GB RAM ラズパイメイン機
MicroSD 8GB ブートのみで利用するため1GB未満でもOK
SSD 480GB メインストレージ。いろんなOSを入れていきます。
裸族のお立ち台 ラズパイ接続用
スイッチ付きUSB電源ケーブル ラズパイ用の電源
キーボード 普段使いのもの
マウス 普段使いのもの
ディスプレイ 普段使いのもの

SSDは外部電源をつなげて使いたかったので裸族を使いました。以前バスパワーでSSDつなげた時に電力不足?か何かでSSDが壊れてしまったので。。(kpartx コマンドでは認識するがパーティション切ろうとするとエラーになる。。)

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