2021 Ryzenマシン組みました(開封と組み立ての回)
はじめに
今回は前回購入したPCパーツの開封と組み立てを行います。組み方の説明というより作業記録として残しておきます。 写真いっぱいで長い記事になってしまいました。 写真撮りつつ調べつつで4,5時間くらいの作業です。
- はじめに
- ケース開封
- マザボ開封
- CPU取り付け
- M.2取り付け
- メモリ取り付け
- マザボをケースに取り付け
- CPUクーラー取り付け
- グラボ取り付け
- 電源の取り付けと細かい配線
- HDD取り付け
- 光学ドライブ取り付け
- PCスタンド
- 完成
ケース開封
静音仕様の「Corsair 678C」です。
前面に5インチベイが1つ付いてます。前面とガラスサイドパネルはマグネットの扉式でケース内へのアクセサビリティは最高です。掃除しやすそうなのと、ケース内が熱くなったら瞬時に開けて放熱できそうです。
ファンは前後と天井に14cmのものが計3つ付いてます。
ホコリフィルタもマグネット式です。フィルタは前面、上面、下面の3か所です。
下面はスライド式で前面から引き出せます。
ねじ類はHDDトレイに入ってました。HDDトレイは全部で6個で、2つはケース下部に隠れています。
天井は遮音性の高そうな蓋とホコリフィルタが付いてます。
2つとも外すとファンのねじ穴が出てきます。
ガラスは180度まで開きます。前面は90度まで。
ガラス扉は上に引き上げるだけで取り外せます。ちょっと抵抗感があります。
電源ボタンやUSBポートは上面です。
マザボ開封
続いてマザボ「ASUS ROG Strix X570-F Gaming」です。
ブラックな1枚です。
バックパネルは一体型になってます。
メモリスロットは片ラッチです。
SATAたっぷりです。
写真右下はCPU補助電源で8ピンと4ピンです。
CPU取り付け
最初に細かいパーツをマザボに取り付けます。まずはCPUから。
Ryzen 5 5600X。動作確認で一度リテールクーラーを取り付けたのでちょっとグリスがついちゃってます。動作は問題なしでした。
リテールクーラーは武骨なイメージですが、Ryzenのはおされっすね。今回は水冷なのでこいつは封印です。
裏は剣山。
ソケットレバーを上げて、
このちっちゃい金の三角と、
マザボの三角を合わせて挿します。何の抵抗もなく乗せるだけです。
レバーを下ろして固定出来たらOKです。
方向がずれるとこんな感じで浮いちゃいます。どこかに引っ掛けてピンを壊したら数万円がパーなので要注意っす。
M.2取り付け
次はM.2「Samsung 980PRO」。
1TBです。
M.2スロットはカバーで隠れてるので外します。
チップセットファンが出てきました。この左上のヒートシンクも外します。M.2スロットは2つありますが、CPUに近い上のほうがCPU直結で使えるスロットのようです。
熱伝導シールは取り付け時にはがします。
斜めに挿します。
M.2は長さがいろいろあるようなので、サイズの合うとこにこのスペーサとねじで固定します。
こんな感じになりました。あとはヒートシンクとカバーを元に戻します。M.2についてるシールは剥がさないでおきました。
メモリ取り付け
次はメモリを付けます。
Corsair VENGEANCE RGB PRO。
1枚16GBで2枚セットです。
向きを確認して垂直に強めに押し込みます。この感覚は今も昔もかわらずでした。
後から2枚買い足しちゃいました。計64GB。
マザボをケースに取り付け
小物パーツを組み込んだらマザボを取り付けます。
スペーサを付けて、
はめ込んで9か所ねじ止めします。
CPUクーラー取り付け
続いて水冷クーラー「Corsair iCUE H115i RGB PRO XT」。人生初めて使うパーツです。
ファン、ラジエータ、水枕とUSBケーブルは「iCUE」の制御ソフト用のようです。USBは水枕に差込口が付いてます。
グレーの部分はグリスがつけられています。購入時はIntel用の金具がついてるので、
AMD用に付け替えます。硬くてなかなか外せず苦戦しました。
前面吸気にしたいのでケースファンは外します。
HDDトレイも作業の邪魔になるので全部外します。
取っ払いました。
ファンの風向きを確認します。ふちに回転方向と風の方向が矢印で書かれてるのでチェックしておきます。
なんとなく車のイメージでラジエータには風を当てて使う印象が強いので、同じように外からの風が当たるように取り付けました。
長いねじで固定するのですが、ケース前面からファンを挟み込むようにラジエータまで挿すので、今回一番取り付け難易度の高い作業でした。
グリスは水枕についてるものではなく、別のものをCPUにつけました。
水枕を取り付ければ完了です。ブラックの統一感がかっこよきです。
2か所のねじで固定します。この時はUSBケーブルの存在を忘れていたのでつけ損ねています。。
マザボ側のリテンションにフックがあるので、これに引っ掛けてねじ止めする仕組みです。
グラボ取り付け
グラボは「ASRock Radeon RX 5500 XT Challenger D 8G OC」です。
2連ファンです。マザボもグラボもPCI Express 4.0がサポートされてますが、3.0とそんなにパフォーマンスの差が出ないような記事を見たことがあり、実際どうなんですかね??
HDMIが1つ、DPが3つ付いてます。
天板はシルバーがメインです。
グラボ側のコネクタ部にカバーが付いてるので、外して取り付けます。補助電源は8ピンです。
2スロット分でねじ止めします。
電源の取り付けと細かい配線
電源は「Antec NeoECO 750 GOLD」です。ケース内の空気を吸気するようにファンは上向きに取り付けました。
マザボ接続、
CPU補助電源接続、
グラボ補助電源接続、
ケースのスイッチ類接続、
その他いろいろ接続。
ブザーは別途買ったものを付けました。
温度センサーはマザボについてたのを付けてみました。写真中央の黒い線がセンサーです。
裏配線側はごちゃっとしてますが、
表側はおかげですっきりできます。
ラジエータと水枕まではちょうどよい距離で組み込めました。長さはまだ余裕があります。
天井ファンはつけっぱなしですが、静音用の蓋をするので電源は接続してません。
ケースにファンのハブが付いてるので、まとめてPWM制御が可能です。
背面はこんな感じになりました。
HDD取り付け
旧PCのHDDx6をとりあえず全部つけます。4個はオンボRAIDのお試し用で、2個は写真とその他データ用です。 使わなそうなら後で撤去します。電気食うし熱源になるし重いし。
トレイはこんな感じです。
HDDは4か所ねじ止めする仕組みです。ねじ穴にゴムが付いてるので若干の防振効果はありそうです。
6個分取り付けます。6個とも上につけられるのですが、通気性と発熱が気になるので2個は下に入れました。
トレイは裏側にある3か所のねじで固定します。ねじはトレイから完全に取れないようになってて、なくす心配がなくて助かります。
今回は使わないですが、SSDのポケットは裏配線側に3個付いてます。
光学ドライブ取り付け
めったに使わなそうですが、こちらも旧PCから移設します。
蓋を外して、
差し込んで、
ロックされるまで押し込みます。ねじ止め不要です。
SATAは光学ドライブと合わせて7個分使ってます。いつか全部黒線に交換したい。
PCスタンド
50kgまで耐えられるそうで組み立てるとがっちりした印象です。設置場所が机の下しかないので必須アイテムです。
本体乗せるとこんな感じに。伸縮可能なので、ピッタリサイズに合わせました。
7cm程度背が伸びます。完成した本体を体重計に載せたら23kgでした。耐荷重20kgまでなら他のスタンドも候補になるのですが今回はこれで正解でした。足がはみ出てるのは後で調整しました笑
完成
組み立ては一通り完了です。電源を付けると煌びやかになりました。
前面ファンは置き場所に困ったので天井部分につけておきました。熱くなってきたら排気に使うかもです。
掃除機はサクッとつっこめます。
届かないとこはブロアで。
初めて買ったM.2と水冷クーラーはちょっと苦戦しましたが、enjoyできました! 次回は設定とベンチを試してみます。